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現代アートとしての書道を標榜する、日本の新たなアートの潮流が、大阪に集結します。
2017年の「現代アート書道の世界」(ユミコチバアソシエイツ主催)以来、現代アートギャラリーを中心 に広がりを見せており、今や「ART SHODO」は芸術運動の波となって、ますます盛り上がりを見せています。
2018年には「ART SHODO TOKYO(三鷹市芸術文化センター。審査委員長・佐藤辰美)」が開催され、プロデビューを果たした書家も多数生まれました。以来、現在に至るまで、15 名の書家が国内の主要な 現代アートギャラリーからデビューを果たしています。
また同年より「OSAKA SHODO SHOW」(以下OSSと表記)が始まり、関西でもその運動が飛び火してきたのです。
それから現在まで、自主団体「ART SHODO FESTA」以下ASFと表記)を中心に、著名ギャラリストの審査を通過した多くの書家たちが力をつけています。
今年2021年には「TOKYO SHODO SHOW」(以下TSSと表記)も立ち上がり、東京でもプロ・アマ関係なく自主的な交流展が繰り広げられています。
これら一連の動きは、マルセル・デュシャン以降の現代アートの潮流と、書道としての歴史的必然性を踏まえた、旧態依然とした書道界から脱却し、新たなる書道界を構築しようとする試みです。
本OSSはASFの審査を通過した関西書家を中心としたグループ展で、現代アートとしての書道を関西で紹介するものです。是非、ご高覧下さいますよう宜しくお願い申し上げます。